というダンボールメーカーで勤務する派遣社員1000人が正社員登用されるそうで、この流れは他の製造業にも広がっていきそうです。

というのも、昨今の偽装請負問題が根源にあることは間違いないのですが、“2009年問題”といわれる背景があります。
派遣法の改正で製造業も派遣が認められた当初、派遣期間が1年と定められたのですが、その後紆余曲折あり規制緩和で3年となり、その期間が満了するのが2009年というわけです。

派遣終了後は一定期間同じポジションでの派遣就業が出来ない為、一旦は契約を終わらせなければなりません。しかし製造業は悠長に工場をストップできないので“請負”か“社員化”をせざるを得ない状況になります。

規制緩和と現実のギャップでとばっちりを受けてきた労働者がキチンとした就業環境でお仕事をされる機会になればいいのにと思います。

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