舛添要一厚労省大臣が単発派遣、いわゆる『日雇い派遣』について見直すような発言をされています。
アキバの連続無差別殺傷事件を受けてのことなんですが、『日雇い派遣』がどうこうということより、賃金の低下と雇用の不安定感がこの事件の背景にあるのなら、『日雇い派遣』ではなく最低賃金の問題や労働生産性が問題なんではないのかな？と思います。

たとえ『日雇い派遣』を規制しても、一日だけの通訳やスーパーの試食など繁閑性の高い職種はアルバイトかなんかに取って代わるだけで、余り意味がない…というか登録制の派遣は逆にとても理に叶った形態ともいえます。

中小の知名度の低い企業が求人広告を出して人を雇うより、断然いいシステムですし、今回の事件の犯人のように時給が1200円〜1300円も支払われているとするなら、それは仕事内容との対価としては決して悪いものではなかったと思います。

要はそういう雇用形態を選択した本人と選択せざるを得なかったことに問題の根幹があるように思います。

　インターネット附随サービス業　民営職業紹介業