開港から二周年だそうです。
年間需要予測３１９万人に対して３００万人で、若干目標には未達でしたが、この数字が本当ならまずまずでは無いでしょうか？

しょぼい地方空港ではありますが、他の空港に比べてイベントなど乗客以外の集客に力を入れていることも貢献しているのかもしれないですね。

しかし、この空港が非常に残念なのは７０年代、関西に新しい国際空港をつくる際、ほぼこの神戸港沖に決定していたにも関わらず、光化学スモッグなど環境汚染に対するアレルギーが今以上にあった時代背景により断念せざるを得なかったことです。

当時の神戸市長であった宮崎市長は非常に革新的な方でしたが、必要性を十分認識しながら政治判断で見送ったのだと思います。

今となっては泉州沖に｢和歌山空港｣と化した非常に不便な関西国際空港となってしまっていますが、本当に神戸沖に国際空港があったらと思うと神戸のみならず関西圏の経済効果は随分違ったものになったと僕は思います。

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