今回の選挙では｢雇用｣についての争点が比較的取り上げられているような気がします。

景気拡大しているといわれつつも大多数の労働者層がなんとなくその実感を得ていないところに、その期待感を煽る公約として｢雇用｣に関することを挙げる候補者が多いからかもしれません？

職安なんかで目にする｢最低賃金｣
これを見たことある方は｢安っ！｣って思われたんじゃないかと思います。
実際この賃金で求人広告してもナカナカ人は来ないだろうな〜と思いつつ、一つの目安にはなっているのかと思いますが、欧州なんかでは千円以上が普通だそうです。

単純作業、軽作業の労働力として雇用をしている企業であれば全く立ち行かなくなる金額かもしれませんが、それは日本の労働生産性の悪さが原因でもあります。

要は雇用のシステムやルールから産業構造までをも視野に入れた改革が行なわれないと改善の難しい問題だということで、耳障りのいい小手先の改革論しか言わない候補者には余り期待出来んな〜と思う今日この頃でした。

　インターネット附随サービス業　民営職業紹介業